――――――――――――――――――――――――――――――――― 「サイレント魔女」とは、魔界において、 聾唖の魔女を指す総称である。 サイレント、それは「発音されない音」。 彼女達は、言葉の代わりに、相手の心の声を聞き 言葉の代わりに、心の声で自分の意思を伝える。 魔界では、その両方が問題なく可能だが、 異界である人間界においては、 後者が特に困難。相手の声を受け取るのは簡単、だけど伝えるのは難しい。 (伝わるか伝わらないかは、想いの強さが鍵を握っている) 心の声では魔法が使えないので、 サイレント魔女が魔法を使うのには、 「手話」という特殊な魔法儀式が不可欠だ。 他の魔女とは違う、特殊な力、魔法体系を持つ彼女達・・・ 失われた耳や口は、その力の代償なのか。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― 聾唖者(=耳が聞こえず・口がきけない者)のリティが、 どうやって、スターリンさんや邦道の言葉を聞いているのか気になったので、 勝手に説明をつけてみました。どうでしょうか? 「自分の口で言葉(発音される音)を発したとき、サイレント魔女は魔力を失い  その代わり自分の耳や口で、  自由に聞いたり、話したりできるようになる」         とかいう裏設定もアリ(笑)